2007年02月16日

ベトナム・ハノイの旅I 社会主義の国

ベルリンの壁が崩壊し、ソビエト連邦もなくなった今では、社会主義の国というのはあまり多くは残ってはいないけれど、その残り少ないうちの一つが、ベトナム。
ドイモイ政策で、今や対外的な開放も進んできてはいるものの、政治的には一党独裁のままです。

民族解放運動の指導者として活躍し、「建国の父」と現在も国民から敬われるホー・チ・ミン主席の遺体は、ハノイにあるホー・チ・ミン廟に安置されており、今も多くの人々が参詣するそうです。

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厳重な警備がおかれており、物々しい雰囲気。
この前でふざけたことをしていたり、大きな声で騒いでいたら、尋問されたり拘留されてしまいそう・・・。

そばには、ホー・チ・ミン博物館があり、革命に至る過程を説明する展示がされています。

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革命の末にトップに着いた共産主義者の中には、途端に独裁者となり自分や身内ばかり汚職で潤ったり、国民から崇拝される存在になりたがったり、気に入らないものは皆処刑!してしまうような人たちも多いと思うのだけれど、ホー・チ・ミン主席はその点、生涯無欲で、腐敗することがなかったとのこと。
人柄的にも、皆から親しまれ尊敬される人だったのでしょう。

博物館を見ながら、長女に
「社会主義って、何がしたいの?」
「ベトナム戦争って、何を争う闘いだったの?」
など質問され、あらためて説明するのに夫婦で真剣に考え考え話す・・・といった具合でした。
こういう事柄は、私見を入れすぎずに、フェアな視点から子供に伝えるのは、なかなか難しいですね。
普段からよく自分自身勉強しておかなきゃ、と改めて思います。



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2007年02月14日

ベトナム・ハノイの旅H ヨーロッパ的要素

ベトナムは、昔から中国、フランス、日本、アメリカなど外部の国々から次々侵略されたり攻撃されたり干渉されたり。
なかなか自分達の手で好きなように国づくりできるような状況ではなかったんですね。
そういった背景のために苦しみも大きかったでしょうけれど、国民性としては
・芯の強い、ちょっとやそっとでヘコタレない忍耐性
・ひとつのことをやりとげる根気
といった性質がベトナム人には備わっているように思われました。

現在の首都・ハノイの町並みは、中国的な要素があるかと思うと、フランスやヨーロッパ的な影響が強く感じられたり、または一昔前の日本のようなどこか懐かしい感じがあったり、とても面白い独特のものがありました。


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郊外の家。



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ハノイ市内の家。

建築の様式といい、壁や窓枠の色といい、ちょっと伝統的なアジアの町並みとは、雰囲気が違うんですよね〜。
正面の幅が狭く、奥に長い作りになっているところがほとんど。
建築中の家の様子を見ていると、ほとんどの建物はレンガ造りのようでした。


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ハノイのフランス風建築の代表的なもの、オペラハウス。
パリのオペラ座を真似て作られたそうです。


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ハノイ大教会(St. Joseph's Cathedral)。
1886年に建てられた、ハノイ最大の教会。
表面が黒ずんでいるのは、なんとカビと埃なのだそうです・・・。

この教会近辺の区域には、お洒落なお店が多いんですよ。
ベトナムの伝統と西洋の影響がうま〜い具合にミックスしたような、洗練された雑貨や小物のお店がいっぱい。
女には、いくらでもショッピングが楽しめるところ。

私、普段自分のことを物欲の強い人間だとは思っていないんですけど(自覚がないだけ??)、こういうモノには弱いなあ〜。
ベトナム風を現代っぽくアレンジしたブラウスや、ベトナム刺繍のバッグ、少数民族織物を使ったバッグ、ネックレスなど、色々買い物(←自分のものばっかし!)。

それから、ベトナムはアートの分野でも実はちょっと注目をされている国で、めぼしをつけた画家のものを買い付けにくる外国人も結構いるのです。
アートのほうも、フランス統治時代から西洋の影響を強く受け、それを自分達の伝統とうまくミックスさせた作風のものがみられます。

お洒落な雑貨のお店と共に、アートギャラリーもあちこち一杯。
ギャラリー巡りも堪能〜。

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2007年02月08日

ベトナム・ハノイの旅G ベトナムフード

ベトナム料理といえば、Pho (フォー)が真っ先に思い浮かぶ人も多いと思います。
これは、どちらかというと朝ごはんにあたるものらしい。
私も滞在中に朝食として何度か頂きましたが、確かにやさしい味のスープと麺、野菜もたっぷりでちょうどいいのです。
フォーのスープは、店それぞれ代代伝わる秘伝のレシピがあるらしく、一体何を出汁として使っているかは内緒。
それこそが、店の命運を左右する大事な宝!
なんだか、日本で言うラーメン屋みたい!?

フォーに次いで知名度が高いのが、春巻きでしょうか。


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生春巻き、揚げ春巻き、どちらも様々なバリエーションがあって、違う店で食べるとそのたびに新たな味に出会えるようでした。


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こちらは、私のとっても気に入った一品。
小皿の底に、薄い膜があり(米が素材と思われる)上に数種の野菜などが載っています。
スプーンでこの膜をペロペロとはがして、上の食材を包み、タレに食べる一口サイズのこれ、上品な味でおいしかった!


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白いのは、豆腐に見えるけれどナスです。
焼きなすのバリエーション??
これなら、ナス嫌いの人でも大丈夫なのではないか、と思えるようなクセのないやわらかい味。


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エビの卍固め!?
手前のおわんに入ったソースを絡めて。


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チキンのグリルとシーフードヌードル。


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白身魚。 香草たっぷりソース付き。


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手前の蟹がたっぷりトッピングされたチャーハンに、あつあつのマーボーナスのようなもの(写真・左)とお肉(写真・奥)を合わせて、全部一緒に食べるものだ・・・
と説明されたときには、なんだか不思議な組み合わせだと半信半疑でしたが、言われたとおりに混ぜ合わせてみるとイケル!
もちろん、一品ずつ別々に食べてもおいしいので、これはお好みですね。

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ベトナムの民族衣装・アオザイに身を包んだ美しいおねえさんが奏でる、美しい音楽を聴きながら・・・。


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ビールでは、こちらがおいしかった!

でも、ベトナム料理って意外にワインと相性がよかったので、それもうれしかった〜。

毎回違ったレストランを選んでも、ほとんどハズレることがなく、どこもおいしかったです。
そこそこのレベルのレストランでも、値段もリーズナブル(某・有名店を除く)。

いつもあれもこれも食べたくなって、満腹感を味わいつつ食事を終えるのですが、どういうわけかあっという間に消化してしまうような気がしました。
朝、いつもお腹が空いて目が覚める自分が信じられなかった!!

今は、シンガポールでおいしいベトナム料理の店はどこだろう?と探しています。





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2007年02月05日

ベトナム・ハノイの旅F ベトナムの胃袋

ベトナムの料理は日本人の舌にあう とは聞いていたけれど、まったくそのとおり!
舌にあうだけでなく、飽きがこない。
どれもがスパイシーだったりすると、毎日毎食食べるにはきついけれど、そういう羽目にならずに済みます。

子供の口にもあう。
アジア料理に順応しているアメリカ人の口にもあう。
ありがたや・・・。

飽きが来ない理由としては、調理法のバラエティとともに、食材の豊かさ にもありそう。
海の幸アリ、山の幸アリ。
宗教上の制約がないため、牛でも豚でも鶏でもOK。
カエルや鳩、タニシなんていうのもメニューにある。
一般のレストランではお目にかかれない、家庭のおもてなしとっておき料理として、ヤマアラシなんかは珍重されているらしい。

ベトナム人は、
飛行機以外の羽の生えたもの、机以外の足の生えたものは何でも食べる
と言われる(あるいは、自ら言っている?)ということです。

男性の滋養強壮としては、犬料理も有名。
田舎道を走っていると、明らかにペットとは違った様子の犬達が、ケージの中に何匹も入れられていたりして、食材としての犬を意識させられることになります。
街中を歩く犬や猫を見ると、
「無事で生き抜くのよ・・・!!」と、思わず声援を送りたくなったりして。

滋養強壮には、こういうのも。

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蛇にサソリに、なんだか毒々しいものがアルコールにたっぷりと漬け込まれています。
酒飲みの私も、さすがにこれは遠慮します・・・
と思ったのだけれど、ハロン湾の船上で食後にサービスとして供されたので、ちょっと一杯・・・
意外に大丈夫な味でした。 
お酒そのものは、ウォッカのような感じ。

古今東西、男性は「精をつける!」ことに関しては貪欲で、チャレンジ精神を掻き立てられるものなのですね。
ご苦労様です・・・。

ベトナム人の胃袋を支えるローカルマーケットの情景。

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肉の捌き方も魚の処理の仕方も、大胆で豪快!
それなのに、野菜や果物の並べ方がイチイチきれいにピラミッド型に積み重ねられているところが芸が細かいんですね。


インスタントコーヒーやスナック菓子のウィンドーケースに、猫ちゃんが入り込んでいるのを発見。


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ん?
まさか、君も食材として売られている商品のひとつ??

そんなわけ、ないよね。
posted by M at 00:00| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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