2006年12月06日

キケンな落し物

シンガポールは国土が狭いので、住宅のほとんどは一軒家でなく高層ビル。
外国人や一部のお金持ちは、私営のコンドミニアムに住んでいるけれど、国民の70パーセントは、公団住宅で暮らしています。

さて、昨日(12月5日)付新聞に、
Battling the Killer Litter Menace
という見出しで出ていた記事。

こうした公団住宅の下を歩くときには、落下物に用心しなくてはならないようです。 
上からとんでもないものが落ちてきて、頭に直撃しないとも限らない。
そんなキケンを避けるべく、当局からの見回り担当者が危険物アリと判断した家に注意を呼びかけに行き、それでも直らなければ、文書による警告、最終的には裁判所に呼び出し罰金徴収、という道を辿るらしい。

危険な落下物候補としては、

@ 物干し竿
公団住宅の中にも、最近は見た目がなかなかゴージャスでおしゃれなところも出来てきているのですが、ひと目見てコンドミニアムか公団住宅かを見分けるには、洗濯物の干し方を見るのが一番かもしれません。
公団住宅では、窓から物干し竿が空に向かって斜め上に突き上げるように刺さっています。
この干し方、危ないんですね。
窓の方に、ちゃんと竿が固定されていなくて、紐でグルグルとベランダの手すりに結び付けてあるだけ、なんてことがよくあるらしい。

A 壷や香炉
これは、道教?風水?と関係があるのか、担当者が危険なのでベランダに吊るしたりしないように注意すると、
「宗教差別だ!」と反論されることもあるそう・・・。

B 鉢植え、鳥かごなど

去年の夏からスタートしたこの「危険物を取り除く対策」。
一年のうちに、9万個のものが危険物と認知されたそうです。

それから、これらのように命中したとしても命には関わらない落下物(・・・というより、不法なゴミ捨て)もしばしばあり、使用済みのティッシュペーパーや、赤ちゃんのオムツなどがあげられています。

シンガポールって、ゴミ一つ落ちていないクリーンな町というイメージが浸透しているけれど、それって実は清掃人がたくさんいるというだけであって、けして人々のマナーがよいわけではありません。
逆に、
「散らかしてもどうせすぐ掃除のオバサンが片付けるから」
という意識で、散らかし放題の人が多いのが、残念な現実です。



posted by M at 00:00| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ローカル新聞より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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