2007年01月10日

ベトナム・ハノイの旅A ホアンキエム湖の伝説と水上人形劇

ベトナムの国民の大多数は仏教徒らしい(*ガイドブックによると、国民のやく80%)けれど、純粋な仏教というよりも、道教や儒教、土地の言い伝えやアニミズムなど様々なものがミックスされたもののように感じました。

市街地の中心にあるホアンキエム湖にある玉山祠


Hanoi 29.jpg


Hanoi 30.jpg


Hanoi 32.jpg


この湖は有名な伝説がありまして・・・

1428年、黎朝の始祖が、湖に住む巨大亀から授かった剣で明朝を駆逐し、ベトナムを中国支配から開放。
のちに、始祖はこの大事な剣を湖の大ガメに奉還し、亀は剣を背中に背負ってまた水の底へと帰っていった・・・。


ところで、ハノイには1000年も昔から伝わる伝統芸能・水上人形劇 というものがあります。
これ、私が今回の旅で是非見たいと楽しみにしていたもののひとつなのですが、その劇中にも、ホアンキエム湖の伝説がモチーフとして使われていました。
劇は、17の短いお話で構成されています。
もともと農民達が水辺を使って演じていたらしく、亀の伝説のほかのお話は昔の彼らの暮らしぶりがあらわれており、田植え、釣り、かえる採りといったものから、めでたいシンボルとされる生き物(竜、不死鳥、獅子)などが登場します。

Water papet 1.jpg


舞台の脇には、音楽の演奏家たち。

Water papet 2.jpg


プログラムが全て終わると、人形遣いの人たちが表に出てきて挨拶されました。

Water papet 3.jpg


腰まで水に使って1時間以上も人形を操るのは、重労働に違いないです。
一日に3,4回公演だそうだから、ほんとに大変なお仕事。
農家の方々が腰まで水に使って農作業されたりしていた、そのままという感じです。
一体、水温はどのくらいなんだろう??とか、余計な心配をしてしまいました。

(スイマセン・・・フラッシュを使う写真撮影がどうも苦手で、なんだかイマイチな写真ばかりですね。)

ハノイの郊外に出ると、今も田んぼや畑が広がる風景です。
そこでの農作業は、機械で農機具を動かすというよりも、現在もほとんど人の手作業のように見えました。
牛を使って土を耕していたり・・・。
しかも、労働力の多くは女性の力によるもの。
ベトナムの女の人たち、働き者が多いと見受けられました。
そこには、未だに男尊女卑の念が強く残っており、特に田舎では各家で男子を授かりたがっている状態で、
「女性なんか10人集まったって、たいした価値はないと思われてんのよ!」 (←某・ベトナム女性談)
といった背景があるようです。

一応、国としては「二人っ子政策」を打ち出しているそうなのですが、田舎では男の跡継ぎが生まれるまで何人でも産み続けてよいとか・・・。


おまけ: 後日街中で見かけた、水上人形劇のパペットお土産。
表情がなんともいえず、かわいらしい。

Water papet 4.jpg


posted by M at 00:00| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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