2007年01月19日

ベトナム・ハノイの旅D 少数民族の存在

ベトナムに住む人々のうち、約90パーセントがキン族という人々。
この人々のことを、私達は普段「ベトナム人」と呼んでいるようですが、残りの10パーセントとして53の少数民族が存在しています

民俗学博物館では、これらの民族を地域ごとに分類し、独特の衣装、生活習慣、祭礼、道具などが展示されていました。
人々の暮らしも時代と共に変化してきてはいるものの、ここで紹介されている民族は過去の話ではなく、今尚存在するということ
そこがとても面白いところです。
ハノイの街中を見ている限りでは、とてもとても想像しがたいのですが・・・。


ethnic museum.jpg


Ethnic museum 2.jpg


機織をしている女性のモデルがありますが、少数民族の多くは、服装がとても凝っている!
とってもモダンな部分があるような気もします。

Ethnic museum 3.jpg


ethnic museum 4.jpg


ethnic museum 5.jpg


結構素敵じゃありませんか!?
これだけのものを手織りで作るには、相当の手間暇がかかっていると思われます。

パネル解説の中に、興味深いものがありました。
赤ちゃんを背負うための特別の布を(立ったと思う)織っている女性へのインタビューで
「いちいち、こんなに凝ったものを作るのは大変ではありませんか?」
との質問に、
「でも、ちゃんとしたものを作らないと、私が悪い母親だと皆に思われてしまいますから・・・」
といった答えをされていたこと。
まるで、
「ちゃんと離乳食は手作りしないと」
「幼稚園のお弁当は、かわいく毎日飾り付けて詰めないと」
「かわいい格好をさせてやらないと」
よい母親ではないと社会に思われる、とプレッシャーを受けてしまったりする、日本社会のお母さんたちと丸っきり同じ事を感じなくてはならないんだな〜。


ethnic museum 6.jpg


さまざまな形のバックパック。


ethnic museum 7.jpg


高床式の住居モデル。

くどいようですが、これらは過去の様子を再現したものではなく、現在も続いている暮らしです。

ハノイから中国との国境方面に向けて北西に、サパというまちがあり、夜行列車とバスを乗り継いでアクセスできるそうです。
サパを拠点にした、少数民族の村を訪ねるトレッキングコースなども旅行者が利用出来るとの事。
娘や夫と、今度ベトナムに来るなら、そういうところを訪ねて行ってみたいね〜と話しています。

ただ、自分達独自の暮らしをひっそりと守りながら脈々と続けている方々にとって、観光客がこうして訪れていくことが好ましいとは言えないとも思います。
私達にとっては、現代文明社会と違った暮らし方を見て、色々と考えることや気付くことなどもあるだろうけれど、なんだかこちらからもたらすものは有害なものばっかりのような気もして・・・。
本当は、そっとしておいてあげるのがいいのかなあ・・・(って、私が考えたところで、今の観光事情が変わるわけでもないのですが。)

posted by M at 00:00| シンガポール ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
民族博物館でしおり買ったの?
娘が喜んでます。
使うか、もったいないので取っておくか悩んでます。
Posted by なりなり at 2007年01月19日 21:59
なりなりさん、
無事に届いたようですね!
そうそう、ここで購入しました。 色々と種類があって、うちの娘があれこれ悩んでいました。
喜んでもらえてよかったです。
返信がずいぶん遅れてしまって申し訳ないです。
Posted by M at 2007年01月26日 17:10
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