南極・北極圏の氷がどんどん解けて、地球上の海の水面が上がっていくことが予想されていますよね。
正確に、何年後に何センチ上昇、あるいは何メートル上昇ということはわからないとしても、島国にとっては大問題。
これは、日本でも危惧されていることでしょうし、もともと東京23区の大きさしかない小さな国シンガポールにとっては、国の存亡をめぐる事柄です。
そんなわけで、デンマークの国を参考にしたいと相談しているらしい。
北欧の国デンマークは、ヨーロッパ大陸から続く半島と500ほどの島々から成り、首都コペンハーゲンは運河が走る町並み。
いつかシンガポールも、道路が水面下に沈み、ゴンドラでA地点からB地点へ移動・・・なんて日がやってくるのでしょうか!?
前首相リー・クワンユー氏は、
「直前になって慌てるようでは遅いのです。
先を見越して、あらかじめ対策を考えておけるようでなくては。
これは温暖化の問題に限らず、あらゆる事柄に対して同じです。
そういう国でなくてはなりません。」
というような発言をされていました。
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