2007年02月16日

ベトナム・ハノイの旅I 社会主義の国

ベルリンの壁が崩壊し、ソビエト連邦もなくなった今では、社会主義の国というのはあまり多くは残ってはいないけれど、その残り少ないうちの一つが、ベトナム。
ドイモイ政策で、今や対外的な開放も進んできてはいるものの、政治的には一党独裁のままです。

民族解放運動の指導者として活躍し、「建国の父」と現在も国民から敬われるホー・チ・ミン主席の遺体は、ハノイにあるホー・チ・ミン廟に安置されており、今も多くの人々が参詣するそうです。

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厳重な警備がおかれており、物々しい雰囲気。
この前でふざけたことをしていたり、大きな声で騒いでいたら、尋問されたり拘留されてしまいそう・・・。

そばには、ホー・チ・ミン博物館があり、革命に至る過程を説明する展示がされています。

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革命の末にトップに着いた共産主義者の中には、途端に独裁者となり自分や身内ばかり汚職で潤ったり、国民から崇拝される存在になりたがったり、気に入らないものは皆処刑!してしまうような人たちも多いと思うのだけれど、ホー・チ・ミン主席はその点、生涯無欲で、腐敗することがなかったとのこと。
人柄的にも、皆から親しまれ尊敬される人だったのでしょう。

博物館を見ながら、長女に
「社会主義って、何がしたいの?」
「ベトナム戦争って、何を争う闘いだったの?」
など質問され、あらためて説明するのに夫婦で真剣に考え考え話す・・・といった具合でした。
こういう事柄は、私見を入れすぎずに、フェアな視点から子供に伝えるのは、なかなか難しいですね。
普段からよく自分自身勉強しておかなきゃ、と改めて思います。



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2007年02月14日

ベトナム・ハノイの旅H ヨーロッパ的要素

ベトナムは、昔から中国、フランス、日本、アメリカなど外部の国々から次々侵略されたり攻撃されたり干渉されたり。
なかなか自分達の手で好きなように国づくりできるような状況ではなかったんですね。
そういった背景のために苦しみも大きかったでしょうけれど、国民性としては
・芯の強い、ちょっとやそっとでヘコタレない忍耐性
・ひとつのことをやりとげる根気
といった性質がベトナム人には備わっているように思われました。

現在の首都・ハノイの町並みは、中国的な要素があるかと思うと、フランスやヨーロッパ的な影響が強く感じられたり、または一昔前の日本のようなどこか懐かしい感じがあったり、とても面白い独特のものがありました。


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郊外の家。



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ハノイ市内の家。

建築の様式といい、壁や窓枠の色といい、ちょっと伝統的なアジアの町並みとは、雰囲気が違うんですよね〜。
正面の幅が狭く、奥に長い作りになっているところがほとんど。
建築中の家の様子を見ていると、ほとんどの建物はレンガ造りのようでした。


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ハノイのフランス風建築の代表的なもの、オペラハウス。
パリのオペラ座を真似て作られたそうです。


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ハノイ大教会(St. Joseph's Cathedral)。
1886年に建てられた、ハノイ最大の教会。
表面が黒ずんでいるのは、なんとカビと埃なのだそうです・・・。

この教会近辺の区域には、お洒落なお店が多いんですよ。
ベトナムの伝統と西洋の影響がうま〜い具合にミックスしたような、洗練された雑貨や小物のお店がいっぱい。
女には、いくらでもショッピングが楽しめるところ。

私、普段自分のことを物欲の強い人間だとは思っていないんですけど(自覚がないだけ??)、こういうモノには弱いなあ〜。
ベトナム風を現代っぽくアレンジしたブラウスや、ベトナム刺繍のバッグ、少数民族織物を使ったバッグ、ネックレスなど、色々買い物(←自分のものばっかし!)。

それから、ベトナムはアートの分野でも実はちょっと注目をされている国で、めぼしをつけた画家のものを買い付けにくる外国人も結構いるのです。
アートのほうも、フランス統治時代から西洋の影響を強く受け、それを自分達の伝統とうまくミックスさせた作風のものがみられます。

お洒落な雑貨のお店と共に、アートギャラリーもあちこち一杯。
ギャラリー巡りも堪能〜。

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2007年02月08日

ベトナム・ハノイの旅G ベトナムフード

ベトナム料理といえば、Pho (フォー)が真っ先に思い浮かぶ人も多いと思います。
これは、どちらかというと朝ごはんにあたるものらしい。
私も滞在中に朝食として何度か頂きましたが、確かにやさしい味のスープと麺、野菜もたっぷりでちょうどいいのです。
フォーのスープは、店それぞれ代代伝わる秘伝のレシピがあるらしく、一体何を出汁として使っているかは内緒。
それこそが、店の命運を左右する大事な宝!
なんだか、日本で言うラーメン屋みたい!?

フォーに次いで知名度が高いのが、春巻きでしょうか。


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生春巻き、揚げ春巻き、どちらも様々なバリエーションがあって、違う店で食べるとそのたびに新たな味に出会えるようでした。


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こちらは、私のとっても気に入った一品。
小皿の底に、薄い膜があり(米が素材と思われる)上に数種の野菜などが載っています。
スプーンでこの膜をペロペロとはがして、上の食材を包み、タレに食べる一口サイズのこれ、上品な味でおいしかった!


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白いのは、豆腐に見えるけれどナスです。
焼きなすのバリエーション??
これなら、ナス嫌いの人でも大丈夫なのではないか、と思えるようなクセのないやわらかい味。


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エビの卍固め!?
手前のおわんに入ったソースを絡めて。


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チキンのグリルとシーフードヌードル。


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白身魚。 香草たっぷりソース付き。


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手前の蟹がたっぷりトッピングされたチャーハンに、あつあつのマーボーナスのようなもの(写真・左)とお肉(写真・奥)を合わせて、全部一緒に食べるものだ・・・
と説明されたときには、なんだか不思議な組み合わせだと半信半疑でしたが、言われたとおりに混ぜ合わせてみるとイケル!
もちろん、一品ずつ別々に食べてもおいしいので、これはお好みですね。

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ベトナムの民族衣装・アオザイに身を包んだ美しいおねえさんが奏でる、美しい音楽を聴きながら・・・。


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ビールでは、こちらがおいしかった!

でも、ベトナム料理って意外にワインと相性がよかったので、それもうれしかった〜。

毎回違ったレストランを選んでも、ほとんどハズレることがなく、どこもおいしかったです。
そこそこのレベルのレストランでも、値段もリーズナブル(某・有名店を除く)。

いつもあれもこれも食べたくなって、満腹感を味わいつつ食事を終えるのですが、どういうわけかあっという間に消化してしまうような気がしました。
朝、いつもお腹が空いて目が覚める自分が信じられなかった!!

今は、シンガポールでおいしいベトナム料理の店はどこだろう?と探しています。





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2007年02月05日

ベトナム・ハノイの旅F ベトナムの胃袋

ベトナムの料理は日本人の舌にあう とは聞いていたけれど、まったくそのとおり!
舌にあうだけでなく、飽きがこない。
どれもがスパイシーだったりすると、毎日毎食食べるにはきついけれど、そういう羽目にならずに済みます。

子供の口にもあう。
アジア料理に順応しているアメリカ人の口にもあう。
ありがたや・・・。

飽きが来ない理由としては、調理法のバラエティとともに、食材の豊かさ にもありそう。
海の幸アリ、山の幸アリ。
宗教上の制約がないため、牛でも豚でも鶏でもOK。
カエルや鳩、タニシなんていうのもメニューにある。
一般のレストランではお目にかかれない、家庭のおもてなしとっておき料理として、ヤマアラシなんかは珍重されているらしい。

ベトナム人は、
飛行機以外の羽の生えたもの、机以外の足の生えたものは何でも食べる
と言われる(あるいは、自ら言っている?)ということです。

男性の滋養強壮としては、犬料理も有名。
田舎道を走っていると、明らかにペットとは違った様子の犬達が、ケージの中に何匹も入れられていたりして、食材としての犬を意識させられることになります。
街中を歩く犬や猫を見ると、
「無事で生き抜くのよ・・・!!」と、思わず声援を送りたくなったりして。

滋養強壮には、こういうのも。

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蛇にサソリに、なんだか毒々しいものがアルコールにたっぷりと漬け込まれています。
酒飲みの私も、さすがにこれは遠慮します・・・
と思ったのだけれど、ハロン湾の船上で食後にサービスとして供されたので、ちょっと一杯・・・
意外に大丈夫な味でした。 
お酒そのものは、ウォッカのような感じ。

古今東西、男性は「精をつける!」ことに関しては貪欲で、チャレンジ精神を掻き立てられるものなのですね。
ご苦労様です・・・。

ベトナム人の胃袋を支えるローカルマーケットの情景。

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肉の捌き方も魚の処理の仕方も、大胆で豪快!
それなのに、野菜や果物の並べ方がイチイチきれいにピラミッド型に積み重ねられているところが芸が細かいんですね。


インスタントコーヒーやスナック菓子のウィンドーケースに、猫ちゃんが入り込んでいるのを発見。


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ん?
まさか、君も食材として売られている商品のひとつ??

そんなわけ、ないよね。
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2007年01月26日

ベトナム・ハノイの旅E ハロン湾に浮かぶ船

ベトナムには、現在5箇所の世界遺産があります。
そのうちのひとつ、ハロン湾は、ハノイから東の方向に向かって3時間半ほどドライブして海にたどり着いたところ。

龍が降り立った という意味の地名だそう。
「海の桂林」 とも形容されます。
海面からにょきにょきと突き出した大小2000の奇岩が静かに姿を映し出す幻想的な光景
といった描写の文を読んでは、行かずにはおられません。

このあたり、かつてよりジャンク船と呼ばれる中国からの交易船が多数やってきていたところで、当時の船を模したクルーズ船が観光客の足となります。
私達も、この船で一泊する手はずを整えてきました。


しかし、誰でも考えることは同じ。
観光客の多いこと!
フェリー乗り場は大混雑でごった返しています・・・。
ジャンク船も交通渋滞で、なかなかフェリー乗り場から湾に出られません。


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毎日観光を終えたお客が降りるなり、入れ替わりで次の一泊コースが出発。
船で働く人たちは、休みなく2,3ヶ月船で暮らすのだとか・・・。
お客が入れ替わるタイミングで、食料や飲み物の補給、ゴミ出し、タオルやシーツの交換などで大忙し。

小さなボートで商売をする人々が、かいがいしくジャンク船の間を行き交います。


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喧騒のフェリー乗り場を出て、ゆっくりと船内での食事も終わるころ、美しい景色が目の前に広がります。


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大きな鍾乳洞に立ち寄り、神秘の世界を味わう・・・・。


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まだまだハロン湾のどこかに、隠れた鍾乳洞もあるかもしれない・・・!!
発見した人は、2年間は私有物として観光収入などを自分のものに出来るそうです。
2年経ったら、政府のものとなるのだとか。
ここを発見したのは漁師さんだったらしく、2年間の観光収入で大金持ちになって引退→左団扇の生活だそう。
一攫千金を狙うなら、洞窟発見!?

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石段を400いくつ昇った展望台よりの眺め。
足は多少ガクガクしますが、それだけの価値アリ。


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船も帆を広げると、更に趣があります。


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水上生活者のコミュニティ。
ちゃんと学校なんかもあるそうです。

この船、それほどの大型でもないのですが、あまり揺れたりすることもなくいたって快適。
私達が一泊したのはちょうど12月31日の夜。
2007年は船の上で迎えました。

船室は、簡素ながら清潔で心地よい。


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一晩過ごした翌日は、小さなボートに乗り換えて、湾に浮かぶ岩の近くまでいったりしました。
湾の静けさが際立ち、聴こえるのは岩に住む鳥の鳴き声だけ。
ハノイのにぎやかな街中とは、丸っきり違う体験が出来ました。

船中での食事は、もちろん海の幸三昧!!
毎回食べきれないほどの品数が次々登場します。
特においしいのが、蟹とエビ。
蒸したり、揚げたり、炒めたり、調理法を変えて毎回登場。
あまりに堪能したので、
「船を降りたら、しばらく蟹はもう食べなくてもいい〜!!」
と思いましたが、ハノイに戻ったらやっぱりまた食べてしまいました。


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2007年01月19日

ベトナム・ハノイの旅D 少数民族の存在

ベトナムに住む人々のうち、約90パーセントがキン族という人々。
この人々のことを、私達は普段「ベトナム人」と呼んでいるようですが、残りの10パーセントとして53の少数民族が存在しています

民俗学博物館では、これらの民族を地域ごとに分類し、独特の衣装、生活習慣、祭礼、道具などが展示されていました。
人々の暮らしも時代と共に変化してきてはいるものの、ここで紹介されている民族は過去の話ではなく、今尚存在するということ
そこがとても面白いところです。
ハノイの街中を見ている限りでは、とてもとても想像しがたいのですが・・・。


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機織をしている女性のモデルがありますが、少数民族の多くは、服装がとても凝っている!
とってもモダンな部分があるような気もします。

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結構素敵じゃありませんか!?
これだけのものを手織りで作るには、相当の手間暇がかかっていると思われます。

パネル解説の中に、興味深いものがありました。
赤ちゃんを背負うための特別の布を(立ったと思う)織っている女性へのインタビューで
「いちいち、こんなに凝ったものを作るのは大変ではありませんか?」
との質問に、
「でも、ちゃんとしたものを作らないと、私が悪い母親だと皆に思われてしまいますから・・・」
といった答えをされていたこと。
まるで、
「ちゃんと離乳食は手作りしないと」
「幼稚園のお弁当は、かわいく毎日飾り付けて詰めないと」
「かわいい格好をさせてやらないと」
よい母親ではないと社会に思われる、とプレッシャーを受けてしまったりする、日本社会のお母さんたちと丸っきり同じ事を感じなくてはならないんだな〜。


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さまざまな形のバックパック。


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高床式の住居モデル。

くどいようですが、これらは過去の様子を再現したものではなく、現在も続いている暮らしです。

ハノイから中国との国境方面に向けて北西に、サパというまちがあり、夜行列車とバスを乗り継いでアクセスできるそうです。
サパを拠点にした、少数民族の村を訪ねるトレッキングコースなども旅行者が利用出来るとの事。
娘や夫と、今度ベトナムに来るなら、そういうところを訪ねて行ってみたいね〜と話しています。

ただ、自分達独自の暮らしをひっそりと守りながら脈々と続けている方々にとって、観光客がこうして訪れていくことが好ましいとは言えないとも思います。
私達にとっては、現代文明社会と違った暮らし方を見て、色々と考えることや気付くことなどもあるだろうけれど、なんだかこちらからもたらすものは有害なものばっかりのような気もして・・・。
本当は、そっとしておいてあげるのがいいのかなあ・・・(って、私が考えたところで、今の観光事情が変わるわけでもないのですが。)

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2007年01月16日

ベトナム・ハノイの旅C 旧市街職人街

ハノイの「旧市街」といわれる区域は、通りごとに専門の職人が集まって店を構えています。
例えば、ござやかごを売っている店ばかりが固まっているかと思うと、次の通りにはありとあらゆる紐を並べた店が集まっていたり。
おもちゃばかり並んだ通り、靴屋ばかりの通り、金物屋ばかりの通り、漢方薬ばかりの通り、など。


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金物屋さん。


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こちらは、中国正月の飾りを集めたおみせ。

旧市街は、到着したその日に、シクロ(cyclo) に乗ってグルグルと見学した時に
これは、面白そう!
是非ゆっくり歩いて、心ゆくまでゆっくりと見直したい!
と思い、後日出直したんです。
「歩いて」ゆっくり見られると思ったのは、大きな間違いだったと気付きました。

どの道にも、ちゃんと通行者用の歩道があるんですが、それが全く歩道としての機能を果たせない状態だったのです。
歩道は、
商品を並べる店の一部であり、
商品を作ったり、修理したり作業をする場であり、
店のおばちゃん達が料理したり、孫をあやしたりする場であり、
店のおじちゃんたちが寛ぐ場であり、
オートバイの駐車場であり、
人なんか通るスペース、ありゃしないんですよ!

それで仕方なく歩く車道には、ひっきりなしにバイクや車や自転車があっちから、こっちらからビュンビュンやってくる。
歩道=作業場からは、溶接作業の火花が散ってくる。
串焼き肉をあぶる火が燃えてる。
自分と子供達の身の安全を考えながら歩くことに必死で、店の品物やなんか、全然ひやかしている余裕がないんですよ!

それでも最後にたどり着いた楽器店通りで、ひやかしじゃなく店の中であれこれ音を出してみたりして、ようやくじっくりと楽むことが出来ました。


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店のご主人のオリジナル楽器なんかもあって、すごく面白い。
子供達が、それぞれお気に入りのものをお土産に選びました。


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店の前は、やっぱり作業場になってる・・・。

旧市街に限らずハノイの街を歩いていて、人々が「外」を生活の場や仕事の場とする割合がすごく高いような気がしました。
例えば散髪屋さんなんかも、路上。

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バイクの排気ガスがブワンブワン出てくるところで、おばさんが野菜を刻んでいたり食器を洗っていたり。
赤ちゃんにおっぱいを上げている女性。
眉毛を道端で毛抜きを使って整えている女性
編み物している女性。
たらいに水を汲んで、足を洗っている女性。 (←しかも、まだ午後3時なのに、すでにパジャマ姿だし・・・!)
ボールを蹴って遊んでいる子供。
お茶を飲んでいたり、ゲームをしている男性。
(・・・やたらと野次馬が多い。)

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きっと日本の一昔前もそんな感じだったのかもしれないけれど、家の玄関どころか個室のドアを閉ざしたらそれぞれが何をしているかなんて全く生活が感じられない都会の暮らしぶりとは対照的で、町全体にすごく生活感があふれているんです。

確かに、こういう街だったら家の中でテレビを見ているよりも通りに座って外を眺めている方がずっと面白いかもしれない。

・・・それも、排気ガスに耐えられれば、の話ではあるけれど。






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2007年01月13日

ベトナム・ハノイの旅B 焼き物の街 Bat Trang

ハノイ市内から車で30分ほど走ると、Bat Trang (バチャンと発音)という小さな村に到着。
ここは、元々はレンガ作りの村だったそうなのですが、いつからか陶器で有名な場所に。
人口の90パーセントは、陶器作りに携わっているそうです。


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すごく面白いな〜と思ったのが、緩衝材として藁を使っていること。
梱包するのに、人工的なものを使わないんですね。
あちこちの店を見てまわって迷った挙句、大皿二枚にレンゲのセットを購入しましたが、これも紙に包んで藁で編んだバッグに入れてくれました。

観光客も来るけれど、ほとんどは街中のお店や多分海外の店へ卸すのだと思われます。
すごくのんびりした雰囲気で、村の中を歩いているだけでも興味深い。

工房見学。


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娘達は、優しいオネエサンにちょっとだけ手伝わせてもらったり、余分の箸置きをプレゼントしてもらったりして、楽しい時間を過ごしていました。

ガイドブックによると、16世紀ごろにはここの焼き物が日本にも輸出され、茶人達に愛用されていたとか。
バチャンでよく見られる、白地に赤と緑で絵付けをした、トンボをモチーフとした焼き物、これも元々は日本人が注文した絵柄だったのが、今でも数多く生産されているのだそう。

ものつくりの現場は、見るのが楽しいですよね〜。
他の村では、こんな工房も見学しました。


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漆工芸



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刺繍絵。
これは、風景や人物など写真そっくりに仕上がるのでびっくり。

ベトナムの人って、すごく手先が器用なんですね。
作業が丁寧だし、職人肌の人が多そう。
だから、バイクに荷物をくくりつけるくらい朝飯前なのでしょう。

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2007年01月10日

ベトナム・ハノイの旅A ホアンキエム湖の伝説と水上人形劇

ベトナムの国民の大多数は仏教徒らしい(*ガイドブックによると、国民のやく80%)けれど、純粋な仏教というよりも、道教や儒教、土地の言い伝えやアニミズムなど様々なものがミックスされたもののように感じました。

市街地の中心にあるホアンキエム湖にある玉山祠


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この湖は有名な伝説がありまして・・・

1428年、黎朝の始祖が、湖に住む巨大亀から授かった剣で明朝を駆逐し、ベトナムを中国支配から開放。
のちに、始祖はこの大事な剣を湖の大ガメに奉還し、亀は剣を背中に背負ってまた水の底へと帰っていった・・・。


ところで、ハノイには1000年も昔から伝わる伝統芸能・水上人形劇 というものがあります。
これ、私が今回の旅で是非見たいと楽しみにしていたもののひとつなのですが、その劇中にも、ホアンキエム湖の伝説がモチーフとして使われていました。
劇は、17の短いお話で構成されています。
もともと農民達が水辺を使って演じていたらしく、亀の伝説のほかのお話は昔の彼らの暮らしぶりがあらわれており、田植え、釣り、かえる採りといったものから、めでたいシンボルとされる生き物(竜、不死鳥、獅子)などが登場します。

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舞台の脇には、音楽の演奏家たち。

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プログラムが全て終わると、人形遣いの人たちが表に出てきて挨拶されました。

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腰まで水に使って1時間以上も人形を操るのは、重労働に違いないです。
一日に3,4回公演だそうだから、ほんとに大変なお仕事。
農家の方々が腰まで水に使って農作業されたりしていた、そのままという感じです。
一体、水温はどのくらいなんだろう??とか、余計な心配をしてしまいました。

(スイマセン・・・フラッシュを使う写真撮影がどうも苦手で、なんだかイマイチな写真ばかりですね。)

ハノイの郊外に出ると、今も田んぼや畑が広がる風景です。
そこでの農作業は、機械で農機具を動かすというよりも、現在もほとんど人の手作業のように見えました。
牛を使って土を耕していたり・・・。
しかも、労働力の多くは女性の力によるもの。
ベトナムの女の人たち、働き者が多いと見受けられました。
そこには、未だに男尊女卑の念が強く残っており、特に田舎では各家で男子を授かりたがっている状態で、
「女性なんか10人集まったって、たいした価値はないと思われてんのよ!」 (←某・ベトナム女性談)
といった背景があるようです。

一応、国としては「二人っ子政策」を打ち出しているそうなのですが、田舎では男の跡継ぎが生まれるまで何人でも産み続けてよいとか・・・。


おまけ: 後日街中で見かけた、水上人形劇のパペットお土産。
表情がなんともいえず、かわいらしい。

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2007年01月09日

ベトナム・ハノイの旅@ 街中のにぎやかさ

ハノイに到着して、まず何に驚いたかというとバイクの多さ!!
一応知識として知っていたつもりでしたが、目の前に見ると驚愕。

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道を渡るのも思い切りが必要。
交通量が途絶えるのを待っていたら日が暮れるので、決死の覚悟で最初の一歩を踏み出す一日目。
でも、コツさえつかめれば、全然大丈夫。
皆さんそれほど強引なわけではないので、ちゃんとこちらを通してくれます。

右側通行のはずなのに、ほとんど交通ルールはなし。
あいているところなら、右側だろうが左側だろうが、どこでも走っている様子。
さすがに、ここでは運転できそうにないなあ〜。

去年11月ごろ、ブラピ&アンジェリーナがおしのびでホーチミン市へ休暇に行き、レンタルバイクに二人して跨っている写真を見たけれど、ブラピ尊敬です。

街中は排気ガスで、空気が悪く、はじめのうちは喉や鼻が痛い・・・が、それもいつしか慣れてきました。

車もバイクも、始終ブーブーとホーンを鳴らしているので、そのにぎやかなことといったら!!
ある日タクシーに乗っているとき、夫が
「一体この運転手は何秒間クラクションを鳴らさずにいられるか??」
数えてみたところ、たったの11秒・・・。
これだけ意味なく鳴らしていたら、肝心の時に危険回避にならないだろうなあ〜。

車のほかには、観光客向けに Cyclo と呼ばれるこんな乗り物もたくさん待機しています。

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そうした激しい交通量の中を歩く、物売りの人々。
昔ながらの、天秤棒の両側にかごをさげて。
果物、パン、ちまきなどを売る人や、靴磨き&靴修理の道具を下げて歩く移動商売の人もいます。


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真紅のバラを自転車に積んで売っている移動式お花屋さんも見かけました。


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皆さん、一台のバイクや自転車で運ぶ人間やモノの数や量が尋常でない。
家族4人、5人乗りも普通だし、そのうえ買い物したものをわんさか積んでいる。
この荷物をバイク&自転車に縛り付けるのが、鉄人技!
バランスよく最大限に積み上げ、落さないようにしっかりと固定する技術に感嘆しました。
ちょっと弟子入りしてコツを習いたいくらいです。

むかしから自転車一台手に入れるのも大変だったそうで、そうしてやっと我が物となった乗り物は、最大限に生かす!ということなのでしょうね。

後日博物館で、過去から現代まで脈々と繋がる「縛り技」の継承ルーツ(??)を見つけました。


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魚を捕まえるびく(?)を大量に結びつけた自転車。
実物を再現したものらしい・・・・。

郊外では、生きた豚さんを運送中のバイクを発見!

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お互いが動いている中でのショットなので、うまく取れなかったのですが、豚さんのおっぱいが見えますよね!?
一台のバイクに、6匹が結び付けてありました!!
これらの豚さんたちの運命は、もちろんお正月のご馳走・・・。
出発前に映画「シャーロットの贈り物」でハムになる運命を避ける子豚ちゃん・ウィルバーの物語を観たばかりの次女(5歳)は、豚さんを見かけるたびに、ウィルバーと重なるらしく、

I don't wanna die!
I want to live!!

と、ウィルバーのセリフをつぶやくのでした・・・。



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2006年02月20日

ビンタン島

シンガポールの東端に位置するターミナルから、一時間弱フェリーに乗ると、インドネシアのビンタン島に到着します。

もともと鄙びた漁村とジャングルがあるだけだった島を、1990年代にシンガポール・インドネシア両政府合同で、リゾート開発を始めたそうです。

今や、島の北側の一角は、ビンタン・インターナショナル・リゾートと名づけられ、たくさんのホテルやスパ、ゴルフ場が占め、観光客が訪れます。

シンガポールからは、とにかくあっという間に行ける手軽さが魅力で、クリスマスや旧正月といった休暇の時期はもちろん、普段の週末を楽しもうと出かける人も大勢います。

そんな身近な島であったのに、私にはこの週末、初めて訪れた場所でした。

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噂どおり、波が高くてかなり揺れるフェリー。
短い乗船時間にも関わらず、船酔いで苦しむ人、多数発生。
酔い止めを飲んでいた私でも、なんとなく気分悪かったくらいでしたが、到着してみると、そんな苦しみがあっても皆が続々とやってくるだけの、素敵なところでした。
いきなり、時間の流れ方がゆっくりになったような気持ちがします。

まだまだ国際的に知名度が低く、プーケットやバリ島ほど開発され尽くしていないところも、魅力のようです。

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一泊した、Banyan Tree Bintan
アジア風のインテリアでまとめたヴィラは、まるで西太后になってオピウムでも一服したくなるような(?)優雅さ。
今回の目的は、いつも忙しい夫への誕生日プレゼントしてリクエストされた 「のんびり、リラックスする週末」。
評判の良いスパに期待満々でやってきたのですが、さすがに雰囲気・バリ式マッサージの腕共に文句なし。
便乗して、私もちゃっかり一緒にスパ三昧したわけですが、すっかり骨抜きになります〜。
ラッキー♪

インドネシア、シンガポール、どちらの国もこのリゾート開発は大成功だったと満足しているのではないでしょうか。

作家の角田光代さんは、わざとリゾートではないビンタンを訪れたらしく、頭に思い描いていたビーチリゾートとあまりにもかけ離れたシュールな体験を、「恋するように旅をして」というエッセイ集に書かれています。

こことは全くの別世界らしい、島のもともとの部分も見てみたいような気がします。



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2006年01月15日

タスマニア島旅行D

クレイドル・バレーから、島の北側の街、ロンセストンへ。

<Launceston>

ガーデン・シティとニックネームがついているのが頷ける、街中のあちこちに緑の公園がある、美しいところです。
ホバートに比べると、さらにゆったりした感じ。
ヴィクトリア風の建築や教会が目に付きます。

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街の中心地からすぐ近くに、ロンセストン観光の目玉・ カタラクト渓谷があります。
渓谷に沿って歩くコースや、展望ポイントへ登る山道など、こちらも各種ハイキングコースが。
私たちは、渓谷をリフトで向こう側に渡り、つり橋で帰ってきました。
手前には、芝生の広がる公園があり、たくさんの人がピクニックしたり遊んだり、のんびり楽しんでいます。

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ロンセストンのすぐ近くには、ワイナリーもたくさんあってそちらにも心惹かれるものはあったのですが、今回は回りきれませんでした。
タスマニアでは、魚介類・牛肉・羊肉・チーズなどの乳製品・ウール・ワイン、等など自給自足できる食品や製品がけっこうあるのですね。 
これだけのアイテムがあれば、なかなかに満足できそうかも。

シンガポールは、便利だし治安は良いし街中はきれいだし、暮らしやすいところなのですが、やはり小さな国なので、のびのびした感じはないのだなあ・・・と改めて思いました。
気候が暑すぎたり湿度が高すぎたりで、快適に外で過ごすことが出来にくい理由もあり、こんなに毎日子供達が外を駆け回って過ごすなんて、久しぶりでした。

人々の気性も、どうしても土地によって変わってくるところがあるのでしょう。
シンガポールの人たちが、子供の頃から勉強、勉強でお尻をたたかれ、どちらかというとセカセカ・キリキリ忙しげに生活しているのを見慣れていると、オーストラリア人は全くフレンドリーで親切、おおらかに人生を謳歌しているように見えました。

日本もそうですが、シンガポールでは、少子化が進み、政府は子供を産んだ家庭には経済的援助をするなどの対策を実行し、どうにか歯止めをかけようとしているけれど、なかなか思うような効果が出ていない様子。
それも、当然かもね・・・と今回の旅行で妙に納得してしまいました。
養育の費用の問題だけじゃなくて、子連れの家族が楽しめる環境であるかどうか。
シングルの生活をある程度楽しんだ人たちが、既婚・子連れの人たちを見て、
「独身生活も楽しんだけれど、そろそろああいった楽しみ方もしてみたいなあ!」
と思えるか、
「いやだ、いやだ・・・。 あんなになっちゃったら、自分の楽しみなんてありはしないわ。」
と思ってしまうか。
そのへんも、大きな鍵なのだろうなあ〜と想像します。

随分むかしにバックパック旅行で一度一ヶ月ほど放浪したきりだったオーストラリアの魅力に、すっかり目覚めたたびになりました。

posted by M at 11:15| シンガポール ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月14日

タスマニア島旅行C

野生のタスマニアデビルには出会えませんでしたが、国立公園やその周辺では、こーんな動物達がその辺をウロウロしています。

<タスマニアの動物たち>

私が一番気に入ったのが、ウオンバット。
昼間は穴の中で寝ているそうですが、夕方になると外に出てきて、ハムハムとわき目もふらず、ひたすら草花を食べ続けています。
尻尾がないのがかわいい。

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もちろん、カンガルーや、小型のワラビー。

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夜には、キャビンのポーチのガラス戸の向こう側に
何か視線を感じる・・・・!!
と思うと、ポッサムが遊びに来て、室内を一生懸命覗き込んでいたりしました。
残念ながら、うまくとれた写真がないのです・・・。

国立公園の外でも、野生のこうした動物達の生活圏が車の走る道路のすぐ隣にあるため、交通事故で死んでしまう動物がたくさんいるそうです。
「動物に注意!」の意味でカンガルーやウオンバットマークの黄色い道路標識をたくさん見ました。
車に引かれて屍となった動物達の姿も、たくさん見ました。
昼間ならまだしも、夜にいきなり飛び出してきたりして、車がよけ切れなかったのでしょうね・・・。
かわいそうなことですが。

タスマニア島にもともと住んでいたアボリジニーの人たちも、ヨーロッパから移住してきた人種にすっかり虐げられ、今は混血の人はいても純粋なタスマニアン・アボリジニーは生き残ることができなかったそうです。
こんなに美しい、自然豊かな島でも、実はその陰で犠牲になっている人種や動物の数はたくさんいるのですよね。
そう考えると、ちょっと複雑な気持ちになったりもします。

posted by M at 11:09| シンガポール ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

タスマニア島旅行B

のどかな緑の丘の景色が、いつのまにかくねくね山道に変わり、ようやく Cradle Valley へ到着。
国立公園の北側の入り口です。

<クレイドル山・セントクレア湖国立公園>

タスマニアの数ある国立公園の中でも、一番有名なこちらは、世界遺産のひとつでもあるそうです。
さきほどまでお天気もよく、ぽかぽか陽気だったのに、山の中に入るといきなり、さむー!!
雨がしとしと降り、陰気な灰色の空です。
国立公園のすぐ外にあるキャビンにチェックイン。
どうやらこのあたりは、ほとんど毎日雨続きで、お天気がいいのは10日に1日程度なのだとか・・・。
翌日からのトレッキング、ありったけの服を重ね着するしかないなあ・・・なんて思っていたら!
滞在していた2日とも、カラリと晴れた良い天気。
やっぱり、私って普段の行いが良いから(ニヤニヤ)。

トレッキングのコースは、公園内にたくさんあって、本格的な難易度の高いものから、老人や子供にも歩けるような平坦な道まで、距離も様々で、それぞれの体力に応じて楽しめます。
多くの人が訪れるといっても、トレッキング中はたまに他のハイカーとすれ違うくらいで、人気もほとんど感じずに、鳥の声や正体のわからない動物の声が聞こえるくらい、静かなものです。

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Dove Lake まで歩くと、向うにクレイドル山の頂上が見えてきました。

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みのむしの巨大版みたいな、こんな不思議な植物も・・・。

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子連れのファミリー・私たちは、難易度の低いコースを歩きましたが、Dove Lake から 国立公園の南側の St. Clair Lake まで、80キロのトレッキングコースがあるのです。
このコースを、途中の山小屋に泊まりながら3日くらいかけて、ゆっくりひたすら歩くというのを、いつかやってみたいなあ!!

そうそう、自分へのお土産に、この国立公園の写真集を買って帰りました。
私たちが訪れた夏は、ベストシーズンではあるようですが、他の季節もそれぞれに美しい!!
冬の雪景色や霜の降りた風景も、秋の木々の葉が紅や黄に色づいた頃の山も、どれも捨てがたいです。
posted by M at 11:04| シンガポール ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

タスマニア島旅行A

州都ホバートから、この旅行の目玉・クレイドルマウンテンへ向かう途中。
島の内陸部を南から北に突っ切り、山をぐるりと回って、クレイドルバレイへ4,5時間のドライブ。

<内陸平原部>

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内陸の平原部は、緑の丘が連なり、丘の斜面には放牧された牛や羊、ウマが草を食む、のどかな風景が続きます。 羊といえばニュージーランドのイメージでしたが、タスマニアにもかなりの数の羊がいるのではないでしょうか??
「タスマニアといえば、良いウール」 と即座に思い浮かべる人もいるそうですが、その通り。 
ホバートでは、色合いも絶妙なありとあらゆるキレイな毛糸玉や、ウールの帽子やマフラー、セーターなどを売るセンスの良さそうな洒落たお店もありました。
久しぶりに、編み物などしたくなりました。
心地よい肌触りをスリスリ楽しんだり、ウットリ見せてもらいましたが、それだけ。
毛糸のものなどシンガポールに買って帰っても
見るのも暑苦しい!!
触れるのは、もっと暑苦しい!!
厄介なブツとしてクロゼットの一番奥に押し込んだまま日の目を見る日はまずないでしょうから・・・。 
残念!

レストランには、ラム肉を使ったメニューが必ずならんでいて、タスマニアで肉といえば、牛肉か羊肉。
それに次いでチキンや、うさぎ、鴨の肉など。
イスラム圏でもないのに、豚肉のメニューなどは、肩身が狭そうに追いやられています。
それもこれも、これだけの数の羊がいるからこそ! なのですねえ。

放牧地のほかには、野の花が咲き乱れていたり、ラベンダー畑があったり。
う〜ん、やっぱり風景も日本で言うと北海道に似ているのでしょうか。
でも、札幌とホバートを比べると、断然札幌の都会度が高いですが。

ドライブ途中、お昼ご飯を食べたり、ちょっとした買い物したり、ちいさな町に立ち寄りました。
アメリカのドライブ旅行中にも、歩いて5分、10分でメインストリートが終わってしまうような眠たげな小さな町はたくさんありますが、タスマニアとは決定的な違いが。
それは、チェーン店の支配度。
アメリカの場合、どこにある小さな町でも、K-mart か Walmart 、マクドナルドにバーガーキング、まだ何かあるとしたら、デニーズかアップルビーズのようなファミレス。
さっきの町も今度の町も、なんら目新しいところがなく、面白みにかけるのですよね。
タスマニアは、今でも個人で営んでいるような、そこに一軒しかない食堂やカフェやお店があるので、とてもほっとする感じでした。
やはり、イギリス風、ヨーロッパの影響なのでしょうか。
ヨーロッパ、行ったことがないので、勝手な想像ですが・・・。

posted by M at 10:54| シンガポール ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

タスマニア島旅行@

年末年始を過ごしたオーストラリアは、ちょうど夏真っ盛り。

とはいえ、タスマニア島は緯度的には北海道のちょうど反対側にあたるため、涼しく快適な気候・・・どころか、私にとっては少々寒かったくらい。
ちょっと防寒が甘かった!?
ちなみに、島の大きさも、北海道を一回り小さくしたくらいだそうです。

シンガポールから8時間のフライトでメルボルンへ。
乗り換えて、更に45分の空の旅を経て、タスマニア島州都のホバートに到着。

<ホバートで印象に残ったもの>

@ Royal Tasmanian Botanic Gardens (植物園)

シンガポールの植物園も、蘭のコレクションなど世界で有数なのではないか?と思いますが、こちらでは高山植物のコレクションなど、全く普段見慣れていないタイプの植物が揃っていました。

そう、雑誌 'Audubon'  で見るような草花が目の前に・・・。

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A フィッシュ・アンド・チップス

こんなにおいしいものでしたっけ???
フィッシュもいいけど、オイスター、ホタテなど貝類に目のないわたしには、どれもこれも食べたくて!

B 大道芸人

昔、シドニーでもあちこちで大道芸人を見かけたことを思い出しました。
多分、芸そのものは目を見張るほどのレベルではないのですが、話術の巧みさに通りがかりの人たち皆釘付け。
観客一同、思いっきり笑わせてもらいました。

<ホバート近郊で印象に残ったもの>

@ Port Arthur

オーストラリアに送られた流刑囚の中でも、最果ての監獄。
こんな真夏の晴れた日に、今の時代訪れてみれば、のどかで景色もよいけれど、真冬の囚人生活はさぞつらかったのでしょう。 
これまた、緯度的に言うとちょうど網走刑務所のちょうど反対くらいに位置しているのではないでしょうか?

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A タスマニアデビル

タスマニアといえば、こいつ!

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一見したところ、ちいちゃなくまちゃんみたいで、かわいい〜なんて思うのですが、獰猛な性格この上なし!
野生のものではなく、保護された公園内で食事風景をみせてもらいましたが、まさに弱肉強食の世界。

耳元までカーッと真っ赤に口を開けて、ひとつの肉片を全員が四方八方から喰らいつき、引っ張り合い。
意地でも離すものか!と綱引き大会。
何かの拍子に一匹が肉の断片を食いちぎると、今度は全員がそいつを逃がすまいと追いかけっこ。
興奮のあまり相手の顔にまで食いついて、鼻から血を流しながらエキサイトしてました・・・。
なんか、食事のたびにこんなに命かけて戦うのって、すごいエネルギーがいることですよね。
うちの超食べるの遅い二人の娘達、人間に生まれていてよかったですよ。
タスマニアデビルに生まれていたら、毎回出遅れて、即飢え死にしていたこと確実。

そんなデビル達の間で、近年新たな病気、特有の癌が流行り、デビルの数が減っているのだそうです。 
おそろしいことに、この癌は個体間で伝染するのですって。
学者さんたちが、癌対策を一生懸命研究中だとか。


posted by M at 10:41| シンガポール ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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